迷人の日記帳

鉄道写真の撮影、旅の記録、プラレールの改造について書いていきます

サンライズを撮る(10月23日の撮影記録)

こんにちは。駿河の迷人です。

忘れないうちに日曜日の撮影記録をば…

鉄道150周年記念切符の存在を完全に失念し、秋のフリーパスも期間が終わっていることに絶望した迷人。それでもお出かけしたくて苦し紛れに選んだ切符は「のんびりホリデーSuicaパス」
2700円くらいで関東一円の普通列車が乗り放題になるフリーパスです。

仕事の都合で3連休をゲットしたはいいものの、自由に使えそうなのはこの日のみ。その中で何をするかいろいろ考えたのですが、撮り鉄欲とプラレール収集欲の折り合いがつかず、結果としてカメラを持ちながら中古屋巡りをするという訳の分からないことになりました。

高崎の手前まで行ってこんな写真を撮ったかと思えば、電車で移動して中古屋をめぐるという本当に意味の分からない1日でした。
収穫はありましたがあまりにも無計画であまり満足感はなく…

やっぱり平日に残業して休日になってから「今日は何しようかな~」というのは良くないようです。

で、そんな意味不明な1日の〆 これだけは明確にやりたいと思っていたことをやりました。

サンライズの東京駅での撮影です。
21時25分ころ9番線へ滑り込む285系。縁起よく?トップナンバー同士の併結でした。


特徴的な連結面をパチリ。
岡山での解結作業で片方ずつ扉が閉まるのを見てちょっと意外に思ったのはもう10年以上前のこと。急に懐かしくなってしまいました。


先頭車のライトが点いたことを確認して駅先へ。
ブラインドを閉めている所と開けている所がまばらなのも味があってよいですね。


センスはさておき、スナップも。

やっぱり寝台特急はカッコいい。

その一言に尽きますね。今回は見るだけでしたが、そろそろまた乗りたい気分。
会社終わりに飛び乗って四国や山陰へふらっと出かけてみたいものです。

発車シーンは見送らずに先回りしようとしましたが、もろもろのミスで並走することに。ゆっくりと追い抜かれていく様を運転席後ろの窓から眺めましたが、悔しいというよりは(もちろん悔しいですが)ネオンきらめく都会をゆっくりと進んでゆく姿に「絶対にまた乗ろう(&撮ろう)」という気持ちが強く湧いてきました。

車齢20年を超え、去就を心配する声も聞かれるようになったいま、できる限り思い出を残したいところです。

さて、これでまた手持ちのネタがなくなってしまいました。
来月も忙しそうなので、カメラを持つこともままならない気がしますが(泣)記事にできるようなことがあったら更新しようと思います。

え、過去記事に画像がまだ張り付いてないって?
そういえばそうだな・・・(おい)

それを更新する暇さえ怪しいですが、皆さんも気になったらときどき過去の記事を漁ってみてください(こっそり更新されている、かもしれないので)。

それではまた!

江ノ電を撮る(9月11日の撮影記録)

9月のブログ更新し忘れたぁぁあ!(毎度のことだろ!とか言わない)とか言っている間にあっという間に10月も下旬。みるみるうちに寒くなってきましたね。

時が経つのはあっという間でも、ブログにできるようなネタを仕込めていないのが悲しいところです。

さて今回は9月唯一の撮影となった鎌倉小旅行の模様をお届け。
1日フリー切符「のりおりくん」を存分に使って"撮り鉄のための"ロケハンしてきました。

何を隠そう、迷人は江ノ電がけっこう好きでして。小学生のころカプセルプラレールで江ノ電の限定ガチャガチャが発売されたときには、そのガチャガチャをまわしに行くためだけ18きっぷで鎌倉まで足を運んだほどです。

あれから早10年経ちますが、思いは変わらず。
秋晴れに恵まれたこの日「どこかあまり行かない場所に行きたいなぁ」と思ったとき、ふと江ノ電を撮りたくなって出かけてしまいました。

とはいえ10年前はただただ乗ってガチャガチャを回しに行っただけ。ロケハンも何もしていませんでした。なので今回は前哨戦。いずれまた朝一番から夜までガッツリ撮影する日を設ける前提で情報収集です。

新宿から小田急で一路、藤沢へ。


10年ぶりの江ノ電藤沢駅。ホームは改装されて何やらおしゃれな感じに。
懐かしくも新しい雰囲気にちょっと戸惑いつつも撮影行スタートです。


まずは藤沢駅のお隣、石上駅で下車。高架線を下ってくる江ノ電をカッコよく撮れるのでは?と期待したのですが、これが意外と難しい。駅先は計器類がフレームインしまうし、広角はパッとしませんでした。

まぁ撮り鉄やってればこんなことはザラにあるので、へこたれずに次へ移動です。


つづいて降りたのは鵠沼駅。まずは藤沢方の駅先をチェックです。改札口への階段がありましたが、それをよける形でも無理なく面縦が出来そうでGOOD。
やってきたのは最新形式の500形でした。最新とはいってもデビューから15年近く経つらしく時の流れの速さを実感します。

せっかくの交換駅なので名物の鉄橋と待機中の電車を絡めて一枚。向こうにいる10形がこのあと鉄橋を渡ってすぐにグイッと90度曲がってこちらに来るのだから驚きです。

ひと駅移動して湘南海岸公園駅にやってきました。
ホームがカーブしているので手軽にいい写真が撮れますが、お昼を過ぎて逆光気味に…


駅からちょっと歩いたらこんなスポットも発見。急カーブが連続するためか、意外と撮り鉄に嬉しい撮影ポイントが多いようです。
それにしても2000形は「どちら様ですか?」レベルで変わっちゃいましたね。
新旧どちらも嫌いじゃないのでいいんですが、イメチェンしすぎでは…苦笑


またひと駅移動して江ノ島駅
江ノ電の代名詞とも呼べる駅でエモい写真を撮れるポイントを探しましたが、迷人の技量足らずで結局電車メインの写真に…

やってきた藤沢行きの電車は1200形でした。1000・1100・1200・1500形(1000形シリーズ)は数年前から機器更新でパンタグラフや方向幕が新しくなっていますが、1200形はシングルアームパンタ化+幕という中途半端な形態。いったいどういう規則で更新箇所が決まっているのでしょうね…?


江ノ島駅名物、改札口の小鳥たち。
駅前はおしゃれなカフェが出来たりショップが新しくなったりと、リニューアル感満載ですが彼らは10年前と変わらず仲良く元気そうでした。


そして、江ノ電最大の見どころであるチャリニキ事件現場じゃなくて、併用軌道区間へ。
実はこの区間を走る江ノ電を外から眺めるのは初めてでした。

こんなに近づいちゃっていいの?(もちろん写真はズームを使用して安全な場所から撮影してますが)と思うほど電車と歩行者・車の距離が近い。生活の一部として機能している江ノ電の姿がありました。これもセンスさえあればエモい写真が撮れるのでしょうが(以下略)

さて、ここまでお昼ご飯も何も食べない状況で撮影を続けてけっこうな空腹加減に。
一旦撮影を中断して鎌倉駅まで移動します。


お目当てはこの「鎌倉コロッケ」
1個200円と観光地価格ですが、思い出の味なので外せません。
鎌倉駅もリニューアルして一瞬お店を見つけられませんでしたが、お土産屋さんの奥に併設になっていました。


さすがにコロッケひとつでは満たされないので和田塚まで移動してもう一つグルメを堪能することに。やってきたのはガイドブックにも載っている和菓子屋さん「無心庵」です。
いろいろメニューがあって悩みましたが、かき氷に目が留まったので直感でそれを選択
(腹が満たされるようなものを食べるんじゃなかったのかい!)
素朴な味わいで大変おいしゅうございました。

そんなことをやっているうちにあっという間に陽が傾き始め、あと1時間で日没時刻に。


やっぱりサンセットは海岸で眺めたい!と思い、七里ヶ浜にやってきました。
心地よい潮風と絶え間なく聞こえる潮騒
自然の音は都会の喧騒で荒んだ心を癒してくれますね。
しばし砂浜に腰を下ろして海を眺めていました。


太陽が山の影に隠れた後はまた撮影へ。せっかくなので江ノ電唯一の信号場にも行ってみました。目の前で列車交換が行われる様は何回見ていても飽きなさそうでした。


ふり向けば西の彼方に富士山も。これから冬になればいっそうキレイに見えるのでしょうね。

ほどほどの取れ高に満足して「日も沈んじゃったしそろそろ帰ろうかな~」と藤沢駅まで戻ってきましたが、ホームに降り立つと「折り返し鎌倉行きの電車は後ろ2両を極楽寺で切り離します」とのアナウンスが。

まじ?

いままで江ノ電に乗ってきた中で出会ったことがない2両編成での運転。

これを見ずして帰るわけにはいかない!と思い


ガタゴト揺られて極楽寺駅に折り返して来ちゃいました。
乗務していた保線員と待ち構えていた運転士が手際よく解結作業をして、前2両は何事もなかったかのように発車。


残された2両も速やかに車庫へと回送されていきました。
目にもとまらぬ早業にカメラを向けている暇すらありませんでした(汗)

ここから藤沢に戻っても良かったのですが、ほかにも2両編成が来ないかちょっと待ってみることに。すると・・・


20形の単行2両編成が入線。しかし停車位置がずいぶん前の方ですぐに発車する様子もありません。何が起こるのか待っていると、藤沢方面から1000形が回送幕で登場。
ここまで乗せてきたお客さんを20形に託して車庫へと引き上げていきます。

どうやらこの時間帯から順次 減車作業をしている模様。粘ったおかげで良いものを見ることができました。


(あれっ今気づいたけど、昼間ついてた行き先表示幕のイラストがないぞ?!)

ノリと勢いでまた鎌倉駅まで来てしまったので、ちょっとだけ撮影。
鎌倉駅名物の「無事カエル」くん。車止め標識を眼前に置かれて彼は江ノ電を見送ることが出来なくなっていますが、斜めから撮ればこんな写真も。
この日唯一迷人のセンスが輝いた一枚でした(?)


そんなこんなで今度こそ撤収。
結局 東半分の撮影地開拓が全くできていませんが、1日楽しめたのでヨシ!ということにましょう(え?)。
今回の撮影行で夜間の江ノ電撮影は制約が多いということも分かったので、次回は春以降になりそうですが、また定期的に行きたいと思います(ってか今回は300形にも会えなかったし!)

これからの展開にご期待ください!ということで、今回はこの辺で。

最後のアディショナルタイムーEF66 27号機を撮る(後編)

こんにちは。駿河の迷人です。

本日はお題の通り、EF66 27号機撮影記録の後編です。

実を言うと、後編などというものは本当は生まれないはずだったんです。
シャトル便のあと順当に運用が流れると、新鶴見を朝7時ごろに出発する3075レに充当され、朝の東海道を颯爽と下っていきます。

前日、日付が変わるころまで出かけている迷人に朝からの撮影は到底不可能
そんなことは分かりきっていたので土曜日の撮影の段階で「今日の撮影が自分にとって最後の機会だ」と言い聞かせていました。

もちろん、起きられたら静岡まで追いかける予定は立てていましたが(え?)

土曜日の深夜、就寝前に公式情報を見たところ3075レに接続する貨物が2時間遅れと出ており、淡い期待を抱きつつ布団に入りました。

そして迎えた日曜日の朝。
JR貨物の公式情報を見た私は目を疑いました。

遅れ7時間59分・・・?!

なにがどうしたらそうなるのか全く判りませんが、27号機は未だ新鶴見を出ていない。これだけは確実なようです。

間に合う。ラストチャンスに間に合う。

そう思ったときには手にカメラの入ったカバンをもって着替えている自分がいました。

行かなければ絶対に後悔する。確信に近い気持ちがありました。


この日は偶然にも熱海試単の施行日。前哨戦を兼ねて恵比寿駅からスタートです。
うーん若干のピン甘。休日の熱海試単は鶴見停車→貨物線走行らしいので先回りして藤沢へ向かいます。


しかし通過番線を間違えるという痛恨のミス。
あたふたしているうちに通過してしまい、ご覧の通り何を撮りたかったのか全く分からない出来に…

さすがに2日連続の終日お出かけは体力的に厳しいものがあったので、なるべく都心から離れたくなかったのですが、この結果では追っ掛けせざるを得ません…

幸いにも本命の27号機はまだ新鶴見で接続待ちをしている模様。
迷った挙句、熱海方面の列車に乗って


長時間停車が設定されている真鶴までやってきてしまいました。こんなはずじゃなかったんだけどな…

とりあえずここで心ゆくまでPFを撮り、心を落ち着けることにします。

それにしても、こんなところまで来てしまってどうしようか…
当てもなくこの先の行程を思案していたところ、先ほど駅先で撮影していた時に声をかけてくれたおじさんに「27どこで撮る?」と訊かれました。

話を聞くとおじさんは かの有名な撮影地、米神踏切に行きたいらしく話に巻き込んだお兄さんにも「米神に一緒に行かないか?」と誘っていました。

27号機は新鶴見を出たばかり。今行けばまだ間に合いそうです。

とはいえ連日ニュースになるほどの記録的な暑さ。
この日も殺人的な光線が容赦なく降り注いでいました。

またとないチャンスと踏んで行くべきか、身の安全を最優先に断るべきか―。

悩みに悩んだ末、行くことに決めました。
灼熱の中、こまめに水と経口補水液を呑みながら30分ほど舗装路や林道を歩き、ようやく到着。ひと安心したせいか一気に疲れが出て、頭痛や吐き気といった熱中症の初期症状に近いものが出てしまいました。「やっぱり無理をし過ぎたか…」と後悔の念にさいなまれるも時すでに遅し。今はもう回復することを祈るしかありません。ところが、本当に、本当に幸いなことに、ここで上空に雲が湧いて辺りには涼しい風が。命からがらなんとか元気を取り戻すことができました。

さすが歴史的な撮影スポット。到着時既に10人以上の先客がいましたが、我々の後にも続々と到着してきます。高まる期待と緊張感。しかし、ここでこの空気に飲まれるといつも失敗するので「冷静に、冷静に」と言い聞かせて心を落ち着けました。


何はともあれ、まずは熱海試単。ほとんどの人が見向きもしていませんでしたが、迷人にとってはこっちも大事。せっかくの米神、上下とも堪能しなくては勿体ない。そんなドケチ精神を見せつつ撮れた一枚はまあ及第点。幾多のブルートレインが通った道をゆく青い機関車は、たとえ単行であってもカッコいいですね。


すぐに下りの立ち位置に戻ってセッティング。
静岡とちがって普電がデフォルトで10両・15両編成なので、普通に練習になります。


3075レの後ろを走ってくると思われていた1097レが、露払いをするように先に通過。
一瞬驚きましたが、これのおかげでパンタが切れてしまうことが分かり命拾いしました。

そして、ついに運命の時。

響くレールの摩擦音、ブロワーがこだまして縦2灯の慣れ親しんだ機体が姿を現しました。

フルスロットルで通過する27号機、夢中でシャッターを切る撮影者たち。

果たして、その出来栄えは―。

 

 


会心の一撃

モニターに映し出されたとき、涙があふれそうになりました。
夕日に照らされてくっきりと浮かび上がった鼻筋。奥まで伸びる長編成・満載の貨車、そしてしっかりとピントの合った前面―。

感無量とは、まさにこのことです。

これで本当に最後。その現実を受け入れられる一枚をこの手でつかみ取ることができました。

記事の更新が遅くなりましたが、改めて、この日お会いした多くの皆様、ありがとうございました。

そして、様々なトラブルに見舞われながらも27号機をここまで運用に入れていただいたJR貨物の皆様に、厚く、厚く御礼申し上げます。

最後のアディショナルタイムー。EF66 27号機を撮る(前編)

こんにちは。
駿河の迷人です。

気がつけばあっという間にお盆休みも終わり、夜は秋の虫の音が聞こえてくるようになりましたね。
今月は休日出勤続きで撮影できていないので、まだ公開できていなかった7月末の撮影記録をご紹介します。

怒涛の休日出勤直前の週末、迷人は灼熱の都内に繰り出していました。
その目的は

EF66 27号機。

週末を前に関東入りし、隅田川シャトル便に入るのではないかと噂されていました。

土曜の朝Twitterを確認すると、さっそく目撃情報が。
すぐにでも出かけたい気分でしたが、仕事のやり残しがあったので午前中は泣く泣く出社。電光石火で終わらせて会社を飛び出しました。

シャトル便の復路は太陽の角度をいかに計算できるかで勝敗が分かれます。
幸いゼロロクは顔に角度が付いており、多少日が回らなくても半面は浮き出てくれますが、それを期待していると痛い目を見るので、確実に順光になる場所を探したいところ。普通列車の前面展望を確保して各撮影地の混雑状況を確認しつつ、場所を品定めしていきます。


とりあえず撮影者が少なく、自分の技量で対応できそうな所で下車(テキトー)。
本当に山勘なので、うまくいくかテストショットしてみます。
これで編成がうねって貨車が左右に見えたら100点満点ですがどう頑張ってもそれはムリそうです。

悩んでいる間にも撮影者は続々来るので、覚悟を決めてここで迎え撃つことに。
夏の日差しが容赦なく照り付けるなか待つこと30分…

蜃気楼の向こうに存在感ある国鉄色の機体が姿を現しました。

それまで鬱陶しいほど聞こえていたセミの声が聞こえなくなるほどの高揚感。
全神経をファインダーに集中させます。


夢中で切った一枚がこちら。
予想通り編成の後ろ側は映りませんでしたが、凛々しい顔をしっかりと記録することができました。

このシャトル便、実は越谷と新座で停車するので追いかけることが可能。
当然全員追っ掛けに入ります。右も左も分からず悩んでいる私に、ご一緒した方のお一人が声をかけてくださり、撮影ポイントに案内していただけることになりました。


側面が写らないことを気にする方もいるそうですが、私はあまりこだわりを持たない人なので、ここで一緒に待つことに。
他愛もない話で盛り上がっていると、あっという間に通過時間を迎えました。

再びファインダーに全集中。
高速通過する27号機を一瞬たりとも逃すまいと、シャッターを押し続けました。


渾身の一枚がこちら。

都会の住宅街と霞む夏空を背後に、照り付ける夏の日差しを浴びて走るゼロロク。
感無量です。

このあと、もう一度撮影するチャンスはありましたが、ほかの用事が控えていたので、追撃は断念。ご一緒した方とも別れて、武蔵野線界隈をあとにしました。

長距離列車の高速化を目的として生まれたEF66にとって、シャトル便は役不足とも言われますが、個人的には晩年の姿として印象的な記録になったのではないかと思います(もちろん深夜の高速便こそ至高ですが)。

おそらくもう二度と入ることのない武蔵野線での最後の活躍を、満足いく形で記録できたことは、この夏の思い出として向こう数十年記憶に残り続けると思います。

撮影地各所でお会いしたみな皆様、とくに撮影地までアテンドしてくださったお兄様、ありがとうございました。厚く御礼申し上げます。

虹釜を撮る(2022年7月9日の撮影記録)

こんにちは。駿河の迷人です。(公然とこっそり2023年元日に加筆しています。コラ)

暑さも本格化したこの日はカシオペアメインで撮影へ。
以前から気になっていたところへ行ってみることにしました。


Twitterで見たのは横構図で編成全体を収めるだったはずですが、どうやら草が繁茂して撮れないようだったので仕方なく縦構図にチェンジ。編成全体は収まりませんが、悪くなさそうです。

到着した時にはほとんど先客はいませんでしたが、あとから続々とご到着。
常連のおじさんに話をお聞きしたところ、普段はもっとたくさんいるとのこと。非常に運が良かったようです。

みんなで和気あいあいと話しながら列車を待っていると…


来ました。お目当てのカシオペア。この日はレインボー塗装の95号機の登板でした。
EF81と大きく描かれたサイドももちろん良いんですが、正面もほかのカマとは違う塗り分けなので、これもこれで正解だと思います(無論、次はサイド狙いで行きますが)。
珍しくピントもバッチリで素晴らしい出来でした。

都区内フリーパス撮影行 Part2(2022年7月3日の撮影記録)

こんにちは、駿河の迷人です。

いつも通勤途中にすれ違う小学生を見かけないな、と思ったら夏休みなのですね!
社会人に夏休みなどありません!!今年はお盆休みもあやしいですよ…

さて、連休のブログ更新ブーストもそろそろおしまい。
え、2つしか更新してないじゃないか!って…?
ちょっと遡ってみてくださいよ。まっさらだったあの記事が・・・

さて、今日の記事はやっと今月の撮影記録です。

「ちょっと待て。5,6月のネタは闇に葬るつもりか!」と思ったそこのあなた!
ご安心ください(?)この2か月は全く撮影活動をしておりませんでした!!!!!
そりゃ仕事のモチベーションも保てなくなるわけですね…泣

この日は久しぶりに(久しぶりという感覚はなかったのですが、なんと前回使ったのは3月でした)都区内フリーパスを使って首都圏エリアで撮影。


まずはカシオペアの返却回送。昨年のダイヤを頼りに待ちましたが、変わりなくやってきてくれて一安心でした。
もはやカシオペアが出かける動機付けになっている感がありますが、カシオペア亡き後迷人は一体どうなってしまうのでしょうね。自分事ながらけっこう心配です。


抜かりなく推進回送も撮影。
予報よりも早く雨が降ってきてしまいましたが、これしきの事でへこたれていては撮り鉄は務まりません。

熱海試単があるかな、と期待していたのですがどうやら無いようなので、旅程を変更して総武線西船橋へ。前々から行きたい思っていた武蔵野線の東側を探検することにしました。


後ろ切れてね…?と思ったそこのあなた。絶対に気のせいです
西船橋でちょうど新鶴見のPF貨物に遭遇。
飽きるほど見た更新色ですが、今や稼働機は2060と2063になってしまったようですね。迷人が撮り鉄を本格的に始めたころ全検を受けた釜が落ち始めているところを見ると、そろそろ2139辺りもあやしいのでしょうか…?


駅撮りできそうなところで下車してデータ収集。
お手洗いに行っている間に肝心の貨物を撮り逃したのは公然の秘密です

このあともいくつか貨物を撮り逃しましたが、お目当てのものに間に合えばいいと思っていたので気にしませんでした。そのお目当てとは…


無動力回送の桃太郎付き貨物。てっきり貨車も牽いて来ると思ったのですが、閑散期のためか積み荷はゼロ。これはこれで良い記録になりました。

それにしても押桃もあっという間に40機体制とは驚きました。PFの廃車が進むのも納得ですね。

府中本町まで行きたかったのですが、この日最後のターゲットまで時間が迫っていたので、切り上げて中央線で東京駅へ向かいます。

この日の最終ターゲットは復刻塗装のE2系
前日の夜10時にダイヤが公開されるというJR東日本のご寛大で撮影することができました。
しかし(Maxの時にも感じましたが)東京駅で撮るのめちゃムズイ!!!
ひっきりなしに新幹線が出入りし、足回りまでちゃんと写せるタイミングがほぼ皆無。
今回も写真手前のホームが一瞬空いたのですが、気づくのが遅く間に合いませんでした。
ホーム上で走るわけにはいきませんので、綿密に計画しておかないと、東京駅での満足な撮影はできないと改めて思い知らされました。

これにて今日の目的は達成、ということで帰路に就いたのですが…


新宿駅でこんなものに遭遇。この日の日中、クラブツーリズムの定番ツアーの地位を獲得しつつある「貨物線ツアー」で使用された485系「華」の回送のようです。
こんなに間近で見たのは初めてかもしれません。
しばし待機の後、豊田車両センターへと出ていきました。


向こう側に残されたE353系もついでにパチリ。こうやって見るとカッコいいような…?
今度帰省するときは「あずさ」と「ふじかわ」で甲府経由の帰省をやってみたいと思ったりしました。

これにて本当に終了。大変内容の濃い1日でした。

(2022年4月17日の撮影記録)

こんにちは。駿河の迷人です。

3連休ともなると筆が進みますね!ゴールデンウイークは何やってんだ!という声は聞こえません。

さて、信州カシオペアの翌日。
朝起きるとTwitterのタイムラインが何やらとても賑やか。

なにかしら、と思って見てみるとSRCサンライズが遅れて上京中とのこと。

撮影は昨日行ったからなぁ…と思いつつ、この激レアチャンスを逃してよいのか?という気持ちも湧いてきて、どうしようかと迷った挙句出撃することにしました。

とはいえ、東海道を走る「最速達列車」の称号を持つ2つの列車。
この日も物凄い追い上げでみるみるうちに接近してきました。

都会でのSRCの撮影が初めてということもあり、まごついているうちに各撮影地は満員の状態に…(浜川崎の踏切の混雑具合はビックリしました)。


結局、浜川崎駅の先端からパチリ。決して良いとは言えない一枚ですが、行かずに後悔より行って後悔と言いますし…この失敗が次の成功につながると信じます。毎回準備不足だろ!って?ソンナコトナイヨ。

撮影後はすぐに東海道線に戻ってサンライズを迎え討ちます。
既に回送扱いで上ってきているということで、川崎から品川までの間で狙わねばなりませんでしたが、あいにくこの辺りはリサーチ不足。
すぐには最適解を思いつけず、無難に品川駅を選択することにしました。


到着30分と経たないうちに入線。停止位置目標?の主張が激しいですが、白昼堂々走行するサンライズの姿を記録できただけでも御の字です。
サンライズは3分ほど停車した後、留置線へと引き上げていきました。

結局朝から夕方まで出かけることになってしまい、翌日からの一週間がつらかったのは言うまでもありませんが、撮り鉄社会人としてやっていく以上、もう少しタフさが必要だなと感じた次第です…

それではまた。